【土地家屋調査士はやめとけ!】と言われる理由を考察

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土地家屋調査士やめとけ
けいいち
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もくじ
土地家屋調査士やめとけと言われている理由「グラフ」
土地家屋調査士やめとけと言われている理由「試験難易度が高い」

試験の難易度が高い理由

・合格に必要な勉強時間の目安が1000時間以上

・1年間毎日2.8時間の勉強が必要(365日×2.8時間=1022時間)
気象予報士・中小企業診断士・社労士などと同じぐらいの勉強時間

・試験範囲が広い

土地家屋調査士試験では、不動産登記法、民法、測量法、土地境界に関する知識など、多岐にわたる

・記述問題がムズイ

記述問題は単なる知識の暗記だけでなく、文章読解力と実務に即した解答(登記事項証明書と作図)を作成する能力が必要

・合格率が低い

合格率は例年8~10%程度と低く非常に狭き門で、4000人中400人程度しか受からない
(3600人は落ちる)

受験者はガチ勢が多い

・受験回数が3回以上の人が6割以上
 (宅建は3回以上の人が約3割)

土地家屋調査士やめとけと言われている理由「修行が大変

土地家屋調査士として経験を積むためには、補助者として先輩調査士や事務所での修行期間が必要です。この期間中には、厳しい現場経験や長時間労働を求められることが多く、給与が低いことを覚悟しなければいけません。

・給与水準が低い

月収:18万円~25万円(補助者の給与は他業界と比較すると高いとは言えないことが多く、特に未経験者の場合、最低賃金に近い水準でスタートすることも)

・長時間労働の可能性

土地家屋調査士事務所では、繁忙期(年度末や土地取引が増える時期)に業務量が増え、補助者が長時間労働を強いられる可能性も

・独立志向の強い人の採用

修行先である土地家屋調査士事務所側は当然補助者に長く働いてほしいため、独立志向が強い人(数年でやめてしまう人)の採用は見送られてしまう可能性が高い

土地家屋調査士やめとけと言われている理由「業務がキツイ
・業務内容が幅広い

土地家屋調査士の業務は、不動産登記に関連する法律業務と測量業務の両方にまたがります。この多岐にわたる業務を一人で遂行しなければいけない

・業務の責任が重い

1つのミスが大きなトラブルやクレームにつながる可能性がある

土地の境界を確定することは、隣地所有者同士の権利関係を明確化するという重要な役割を果たします。この判断を誤ると、隣地トラブルや法的紛争に発展する可能性があります。また、調査士の測量結果や登記資料が間違えば、社会インフラそのものに悪影響を及ぼすリスクがある

・境界問題のトラブル対応

土地の境界確定業務では、隣接地の所有者や関係者との調整やトラブル対応が発生することがあります誤解や紛争を避けるため、慎重で正確な対応が必要で、法律や技術だけでなく、交渉力やコミュニケーション能力も重要

・納期がキツイ

納期厳守が求められることが多くプレッシャーがかかる場合があります。
不動産登記にはミスが許されないため、図面や書類の確認に時間をかけざるを得ません。慎重さが求められる一方で、締め切りが迫るとプレッシャーが倍増する

経営が大変
  • 顧客獲得の難しさ:特に新規開業の場合、安定した顧客基盤を作るまでに時間がかかる
  • 経営や営業の負担:業務以外に、集客、経理、事務処理など多くの業務をこなす必要がある
  • 競合他社との競争:地域によっては土地家屋調査士の数が多く、顧客の奪い合いが激しいことも
・力仕事

・測量機器の運搬(現場によっては、長い距離を移動したり、山間部や傾斜地などの厳しい地形を登ったりすることもある)
・草刈りや障害物の除去
・杭入れ作業(ハンマーや杭打ち機を使って地面に杭を打ち込む作業)

・猛暑や極寒の中での作業

土地測量は屋外での作業が多く、炎天下や寒冷地での業務がある

人材不足でキツイ

どの業界も人材不足ですが、今後さらに不足していくことは目に見えている。当然、土地家屋調査士のなりても減っていく。これは今後、同僚や補助者になる人も減っていくということなので、自分が経営側に回ったときに補助者を雇えずに苦労するということも考えられる

土地家屋調査士やめとけと言われ「そもそも言われてない
・〇〇はやめとけ

検索すると、大体の職業が「〇〇はやめとけ」でヒットします。〇〇はやめとけがネット上で流行っており、検索にヒットするためのタイトルとしてつけている。

基本どの職業も楽ではない

土地家屋調査士やめとけと言われている理由「まとめ

最後に土地家屋調査士の良い所についても紹介します。

土地家屋調査士やめとけと言われている理由「良い所」
稼げる

・土地家屋調査士として稼いでる人は多く、金銭面の都合で廃業する人はかなり少ないと思われます。また、土地家屋調査士の高齢化により資格を持つ人が減り、同業での競争が緩くなっていく可能性もある

・相続や土地の分割・売却が増加(少子高齢化に伴い、相続が増え、相続財産である土地の境界確認や分筆、名義変更の需要が高まっていく)

・土地家屋調査士しかできない業務

「表示に関する登記」や「筆界特定」は土地家屋調査士しかできない独占業務

・独立開業がしやすい

独立開業がしやすい資格と言われており、中には資格取得後に即独立(土地家屋調査士登録)をし、先輩調査士に業務を教えてもらいながら業務をこなす人もいる

・機械に取られる心配がない

・隣接地の所有者や利害関係者と直接交渉し、合意を得る必要があり、人間関係に基づく調整は機械では代替できないこと。
・測量についても、現状では完全に機械に代替されることは難しい。

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