
土地家屋調査士試験に落ちちゃった、、
どうしよう、、、



残念でしたね、、
私も試験に落ちたのでその時の経験(その後どうしたか)を話しますね。
土地家屋調査士試験に落ちた後どうするか





試験に落ちた後の行動、どうするか
1.来年絶対合格!すぐ勉強
2.ちょっと休憩(どうするか考え中)
3.諦める



正直迷ってる、、



私はちょっと休憩しましたよ。
そして、6月ぐらいに勉強を再開して2回目の試験で合格しました!
その時の勉強方法についても紹介します。
落ちた後の行動【やったほうがいいと思うこと】





落ちた人全員やったほうが方がいい、と思うことは
なぜ落ちたかをちゃんと分析することです。(諦めている人も)



ちゃんと自己採点したよ



「どこを間違えたか」だけでなく「なぜ間違えたか」まで分析しましょう。
そうすれば合格の道筋が見えるかもしれません!
なぜ落ちたかを分析する(原因)





落ちた原因は大きく分けて5つだと思います。
そして、その対策についても紹介します!



原因と対策だね!
落ちた原因5つ
1.知識不足
2.読解力不足
3.時間配分
4.ケアレスミス
5.試験慣れ不足
知識不足



試験に落ちた原因で一番多いのは知識不足でしょう。
単純に知識不足によって問題を間違えている場合です。
・登記申請書の書き方を全部覚えていない
・床面積の算出方法(構造による違い)を覚えていない
・「地番に誤り」「地図の準ずる図面の土地の形状に誤り」「地図の区画に誤り」の時の訂正の違いが分からない
・「地積変更登記の時に地図訂正は必要か?」「地積の錯誤がある時に必要な登記と申請は?」が分からない
などなど
知識不足の原因は
・勉強時間の不足
・勉強のやり方
の2つ
知識不足の対策2つ



知識不足の対策は
・勉強時間の確保
・勉強のやり方の工夫
です。
勉強時間の確保
勉強時間は1000時間で合格レベルに達します。
私は1回目750時間2回目350時間ぐらいだったと思います。なので、2回目の試験の場合は合計1100時間以上やるといいと思います。毎年1000時間やる必要はないです。



当然勉強はやればやるほど知識はついてきます。
もし何回も試験を受けて、勉強時間1000時間をはるかに超えている場合は勉強のやり方に原因がある可能性が高いでしょう。
勉強のやり方
勉強のやり方
・基本は過去問
・なぜ○✕なのか、まで理解する
・択一の類似問題の把握(違いを理解する)
・タイムアタックはあまりやらない(時短のため)
・作図は一定の速さまでいったらあまりやらない(時短のため)
・暗記系は全部覚える(登記申請書の書き方、地目、各情報の保存期間など)



勉強をたくさんしていると出題傾向(特に択一)はわかってくるはずです。そうなったら問題の作成者の気持ちになって過去問を発展させられるはずです。
試験問題の作成者は、過去問を参考に問題を作るのでその気持ちになって勉強しましょう!
詳しくは別記事:土地家屋調査士の勉強法①【択一を効率よくやるコツ】


読解力不足



最近の記述問題は読解力が問われるような出題が多いので、そこで躓く人も多いでしょう。



過去問でやったことのない問題の出し方なんだよ、、
まず、読解力不足と思っていても実は知識不足が原因かもしれませんので、単語の意味・深い理解ができているか今一度確認しましょう。
読解力不足の場合は、振り返ってみてどこの文で躓いたかをチェックしましょう。読解力不足の場合はどこかの文で必ず間違った方向に進んでしまっています。その文をなぜ間違えたかをよく考えましょう。
読解力不足の対策
読解力不足の対策は
文章や単語ごとに細かく文節で区切り()で書き込むなど、マークをすると読解がしやすくなります。なので、普段から()を書き込んで文ごとに区切るようにしましょう。
分からない(曖昧な)文章をそのまま読み飛ばすと間違った方向に進み、そのまま誤答してしまいます。どうしてもわからない場合は、読み飛ばしてもいいですが、全文を読み終わった後に印()をつけた文章に戻り再度読むようにしましょう。



練習から印()を書き込む癖をつけるといいですよ!
記述だけでなく択一でも書き込むことをおすすめします!
時間配分
時間配分については、合格レベルに達している人なら迷わずに解ければ時間内に入るでしょう。しかし本番の試験ではそうはいきません、問題に迷ったときにどこまで深追いするかが大事です。
時間配分の対策
あらかじめ時間配分を決めておきますが、あくまで目安にしましょう
・択一30分
・建物50分
・土地60分
・チェック10分
上記の通りにいけばいいですが当然そんな簡単にはいきません。
もし、建物で60分経っても途中でやめるわけにはいきません。
一つ言えるのは、択一で深追いしすぎて時間を取られないようにすることです。
それだけ。あとはやるだけです。
ケアレスミス
これは作図に多いでしょう。点名、地番、筆界点の名称など書き忘れなどによるミスです。
私が本番でミスしたのは点名の書き忘れ、所在の書き忘れです。練習でも度々ミスをしていましたが、本番は忘れないようにという気持ちだけで具体的な対策は取らずにいたら本番でもミスをしました。
ケアレスミス対策
対策は、練習でミスの傾向を把握し、具体的な対策を立てることです。私が取った対策は最初にシャープペンで必要な点、所在をあらかじめ書くことです、試験が始まったと同時に図面に大きくA.B、所在を(適当でもいいので)120-1など最初に書いて忘れないようにしました。



皆さんもミスの傾向があると思うので、しっかり把握し、具体的な対策を立てましょう。
試験慣れ不足
私は会場模試を受けなかったので、ぶっつけ本番でした。
その時に普段は飲まないのにペットボトルを置いたり、試験前に何回もトイレに行ったり、回答用紙が両面なことに戸惑ったりとさんざんでした。
もし、まだ試験を受けていない人は予備校の模試を一回でもいいので受けることをおすすめします。2回目以降の人はもう大丈夫でしょう!



トイレ対策でオムツを履く人もいるみたいですよ!
次回の試験勉強について





2回目の試験勉強で受講したのはアガルートの実践答練です。
初年度は(今で言う)一発合格カリキュラム/ライトを受講したので、テキストはそれを使用しました。



他の講座は受講しなかったの?
それで大丈夫?



資格の勉強方法はやっぱり過去問なので何とかなりましたね。
ただ、一番困ったのは質問できないこと!わからない所を質問できる人がいないのはきつかったです。
次の試験で絶対に合格したいなら講座を受けた方が良いです。
基本知識があるなら、アガルートの上級カリキュラム/ライトが一番安くて質問もできるので良いと思います。



試験を受ける仲間もいなくて、動画も見れないんじゃ本当に一人だよね?
モチベーションは大丈夫だった?



それは全然大丈夫でした。一人大好きなので。
もし、仲間と切磋琢磨したいならバーチャル校舎が付いているアガルートの中上級カリキュラム/フルor上級カリキュラム/フルがいいかも!
2024年11月からの取り組みなので私はやったことはないけど、、



他の(全国の)生徒とつながるのは合格後にも絶対プラスになるからいいかも。



もし講座を受けないなら、曖昧な所は今すぐノートにまとめた方がいいです!半年後には忘れてしまい、質問できない環境だとヤバイからです!あと法改正なんかがあるとキツイです。



講座を受けないでまた落ちたらタイパ悪いから、受ける方向で考えようかな、、
土地家屋調査士試験に落ちた後の行動【まとめ】


- テストを振り返る
- 「どこを間違えたか」でなく「なぜ間違えたか」を確認
- 落ちた原因と対策を考える
- 受かる兆しが見えたら再チャレンジ
- 勉強方法
- 講座を受けない場合
- 忘れないうちに曖昧な所をノートにまとめる
- 質問できないのがキツイ
- 法改正がキツイ
- モチベーション維持がキツイ
- 模試はやったほうがいい
- 講座を受ける場合
- がっつりやるなら中上級カリキュラム/フル
- 過去問はほぼ大丈夫なら上級カリキュラム
- バーチャル校舎をやるなら中上級カリキュラム/フルor上級カリキュラム/フル
- 大体大丈夫で、質問や模試、答練をやりたいなら上級カリキュラム/ライト
- 講座を受けない場合
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